1. ポーチにあがる階段をつくれば、マスモデルづくりは終了です。階段をつくるために、ポーチ部分を拡大表示させましょう。ズームツール(ツールパレットの右下)をクリックして、下図のように拡大したい部分を囲んでください。
拡大すると下のように見えます。ズーム倍率の値が変わっていることを確かめてください。
ポーチの柱の投影線が階段づくりの手助けになります。0をタイプしてクロスヘアを地面に降ろし、真ん中の柱の北手前の頂点まで動かして、スペースバーをたたきます。これで、ロケーションバーの相対値(E,S,Vの値)がすべてゼロになます。ただし、クロスヘアの後ろに何もオブジェクトがなかったならば、クロスヘアは動きません。相対的な位置をゼロにすることによって、E,S,Vの値を、次のオブジェクトまでの距離を測ることに使えます。
一段目のブロックをつくるために、クロスヘアを東に3フィート動かすと、ロケーションバーのEは3、SとVは0という値になっていて、ここから、北に4.5フィート、ポーチの方へ1フィート動かして底面を描き、optionドラッグで1フィートの高さをつけます。
残りの段をつくるために、柱の複製で使った配列複製を行います。編集から配列複製を選んで、下図に現れている数値を打ち込んでください。(複製後のオブジェクト数=3、東西方向への配置=-1、南北方向への配置=0、高さの変位=0.5)
ほら、階段のできあがり。
2. よく見ると、いちばん北側の柱はポーチからはみ出しています。この柱だけをクリックして選択して、下矢印キーを打って南側に0.5フィート動かしてポーチにのせてください。
3. 以上で、基本的なマスモデルのできあがりです。ズーム倍率ツールをクリックして、倍率を100%に戻し、ビューから隠線処理/カラー表示を実行して、努力の成果を眺めてみましょう。
http://www.artifice.com/tutorial/tutorial_1-04.html
日本語版URL http://www.arxi.co.jp/olt/dw/tutorial_1-04-j.html
翻訳:高原健一郎(有限会社アーキテクトニクス)